セキュリティエンジニアの1日の仕事について調べてみた。セキュリティエンジニアの1日の仕事は、勤務先の業種や規模、担当領域(ネットワーク、アプリ、インフラ、クラウドなど)によって異なる。
🔐 セキュリティエンジニアの1日の仕事(例)
🕘 9:00 – 出社 / 業務開始(またはリモートログイン)
- メールやSlackなどでインシデント通知やアラートの確認
- SIEM(例:Splunk、Wazuh、Microsoft Sentinelなど)で前日のログをざっとチェック
- チーム内での朝会(スタンドアップミーティング)で進捗報告と予定共有
🕙 10:00 – ログ分析・アラート対応
- IDS/IPS、EDR、ファイアウォールなどからのアラートの精査
- フィッシングメールの調査依頼への対応
- ユーザーからの「変な挙動がある」などの問い合わせ対応
- 攻撃と疑われるアクセスログの調査(IP調査、GeoIP確認など)
🕛 12:00 – 昼休憩 🍱
🕐 13:00 – セキュリティ施策の設計や改善
- 新しいシステム導入時のセキュリティレビュー
- 脆弱性スキャン(例:Nessus、Qualysなど)結果の分析と対応策の提案
- クラウド(AWS, Azure, GCPなど)のセキュリティ設定の見直し
- アクセス制御やIAM(Identity and Access Management)設計の最適化
🕒 15:00 – 社内研修・ドキュメント作成
- エンジニアや社員向けのセキュリティ啓発の資料作成
- ゼロトラストやパスワードレス認証の導入検討
- セキュリティポリシーや手順書(プレイブック)の更新
🕔 17:00 – 定例会議 / 報告
- 経営層や他部署とセキュリティ関連の会議
- セキュリティに関するリスク報告・対応状況の共有
- 外部ベンダーとの打ち合わせ(SOCサービス、WAF運用など)
🕕 18:00 – 業務終了(または障害対応で残業)
- 通常時は業務終了
- 緊急時(インシデント発生や調査対応時)は残業や夜間対応もあり
🧠 セキュリティエンジニアに求められるスキル
- ログ分析力(ネットワークやOSの仕組み理解)
- 脆弱性管理(CVE、脆弱性スキャンなど)
- クラウド・ネットワーク・OSの知識
- スクリプト能力(Python、Bashなど)
- コミュニケーション力(他部署との連携が多い)
🎯 まとめ
セキュリティエンジニアの仕事は、**「攻撃に備える(守る)」と「攻撃されたときに素早く対応する」**の2本柱です。普段は目立ちませんが、インシデントが起きたときにその力を発揮する、縁の下の力持ちのような存在です。
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