Azureの仮想環境(例えばWindowsやLinuxの仮想マシン)でWiresharkを使うには、
いくつかポイントがあります。
順を追ってわかりやすく説明しようと思います。(今回もchatGPTを頼ります。)
1. Wiresharkをインストールする
- 仮想マシンのOS(WindowsやLinux)にWiresharkをインストールします。
- Windowsの場合は公式サイト(https://www.wireshark.org/)からダウンロードしてセットアップを実行。
- Linuxの場合はコマンド例(Ubuntu):
sudo apt update sudo apt install wireshark
2. パケットキャプチャの権限設定
- Wiresharkはネットワークのパケットをキャプチャするため、管理者権限(root権限)が必要です。
- Windowsなら「管理者として実行」、Linuxなら
sudo
で起動してください。
3. 仮想マシン上のネットワークキャプチャの制限を理解する
- 重要: Azureの仮想マシンは、仮想化環境のため「仮想スイッチ」の下にあります。
- そのため仮想マシン内部でのパケットキャプチャは、そのVMが受け取る・送信するパケットに限られます。
- 他のVMやネットワークのパケットを横取り(プロミスキャプチャ)することはできません。
4. リモートキャプチャやAzureネットワーク監視の検討
- 仮想マシンのネットワーク外のトラフィックを分析したい場合は、Azureの ネットワーク監視ツール(Azure Network Watcher) を利用したり、
- ネットワークトラフィックをミラーリングする パケットキャプチャ(Packet Capture)機能 を使う方法があります。
- Azure Network Watcherでキャプチャしたデータをローカルにダウンロードして、Wiresharkで分析する使い方が一般的です。
まとめ
ステップ | ポイント |
---|---|
1. 仮想マシンにWiresharkをインストール | 公式サイトからインストール(Windows/Linux) |
2. 管理者権限でWiresharkを起動 | パケットキャプチャには権限が必要 |
3. 仮想マシン内の通信のみキャプチャ可能 | 他のVMやネットワーク全体のパケットは見られない |
4. Azureのネットワーク監視ツールを活用 | Network Watcherのパケットキャプチャ機能を使ってトラフィックを取得 |
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