簿記2級 商業簿記勉強ノート 株式発行〜剰余金〜株主資本の係数変動

資格試験

今日も簿記勉強をしたので、勉強した内容を簡潔にまとめていきたいと思う。使用しているのは重宝しているTAC簿記2級の教科書と問題集。解説がわかりやすくて泣けてくる。

株式を発行した時

指示がなければ原則処理…払い込み金額の全額を資本金として処理

容認処理…会社法では、払い込み金額のうち2分の1以下の金額については資本金として処理しない。資本金として処理しなかった金額は資本準備金として処理。

株式発行費用の処理

会社設立時…創立費 原則:費用

増資時…株式交付費 原則:費用

新株発行の手続き

申込証拠金を受け取った時…株式申込証拠金で処理。受け取った現金や預金は別段預金で処理。

払い込み期日が到来した時…株式申込証拠金を資本金に振替。別段預金を当座預金などに振替。

合併

合併対価が受け入れた純資産を上回る場合には差額をのれんとして処理。

電通の決算などでよく聞く単語だなー

損益勘定からの振替

当期純利益を計上…損益勘定から繰越利益剰余金勘定の貸方に振替

当期純損失を計上…損益勘定から繰越利益剰余金勘定の借方に振替

剰余金の配当と処分の処理

剰余金の配当などが決定した時…繰越利益剰余金またはその他資本剰余金からそれぞれの勘定科目に振替。株主配当金は未払配当金で処理。

配当金を支払った時…未払い配当金が減少。

準備金積立額の計算

配当財源が繰越利益剰余金の場合…利益準備金を積み立てる。

配当財源がその他資本剰余金の場合…資本準備金を積み立てる。

株主資本の係数変動

  1. 資本取引に関する項目内での振替
  2. 損益取引に関する項目内での振替
  3. 利益剰余金から資本金への振替
  4. 資本金や資本剰余金から繰越利益剰余金への振替(欠損をてん補する場合のみ)

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