日本の借金とは?

経済・お金

最近はテレビやネットの経済ニュースをあまり見なくなっていたが、ニュースでは日本の借金は年々膨れ上がり大変なことになっている、赤ん坊含めて1人あたり●億円?の借金を抱えている、など借金という言葉が増税のネタに使われてきた記憶がある。しかし、ロサンゼルス、ロンドンに行ってみると東京の方がインフラがあたらしくて整備されていた。本当に日本は破綻してしそうな国なのだろうかという疑問の発端となった。

ここでは購入した書籍『なぜ日本人の9割は金持ちになれないのか』に書かれている内容を中心に日本の借金とは何かということをざっくり簡単に紹介してしたい。

日本の借金とは?

政府の借金である。

歳入が租税だけで賄えないと公債を発行して財源とすることになると解説されている。国が発行するのが国債、地方公共団体が発行するのが地方債である。(理解しやすい政治・経済)政府は国債を発行して資金を調達している。2020年度予算では国債の割合が約3割となっている。(くわしい中学公民)

日本の借金が膨れ上がるとどうなるのか?

アメリカをはじめ世界中のどこの国の政府の収支は赤字。

つまり政府というのは国債を発行して税収よりもたくさんの活動を展開していくのが当たり前なので、日本政府が黒字なのはごく普通。トヨタのような企業においてもビジネスの規模が大きくなるに従い借金の規模が大きくなっているので、銀行から借金をして投資を行い収入の拡大を図るのは資本主義の企業に求められる当たり前の姿とも言われている。(返済能力を超える借金をするのは別だと思うが)

その借金が膨れ上がったところで日本政府が財政破綻するのは考えにくいと言われている。理由としては、日本政府は円建てであれば通貨発行権があり、好きな時に通貨を発行して返済に充てることができるから。また、政府は日本銀行の株式の55%を保有していて日本銀行は政府の子会社である。会計上親会社と子会社の連結決算では相殺できるので、借金を無かったことにすることができるらしい。

所得倍増というより税金や保険料の控除を減らすということではないだろうかと感じたり、農協の解体など思うところがあるが日本経済についてわかりやすく解説されている内容になっていた。

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